耐熱性の高い切削用の樹脂の中で代表的なものは、下記があります。  ~200℃ PPS  ~250℃ PEEK  ~300℃ PAI(ポリアミドイミド)  ~300℃ PI(ポリイミド) 一般的に耐熱性が高ければ高いほど価格が高くなりますが、 物性上、切削性は耐熱性とは比例しません。 この4種類の耐熱性樹脂の場合は、切削性がよい樹脂はPPS・PEEKになります。 しかし、PAIとPIは、ナイロン系であり粘りがあるため切削性はあまり高くありません。 切削加工精度が±0.01程度のものであればPPSやPEEKは対応可能ですが、 PAIやPIだとここまでの精度は出しづらくなります。 このように、樹脂切削の場合は、耐熱性とともに切削性についても 考慮し材料を選択することが必要です。 耐熱性樹脂の切削のことなら、樹脂・ゴム切削加工.comを運営する太陽ゴム工材にお任せください。