一般的には、スポンジは数量が少ない場合は切削の方が安く、数量が多くなれば成形する方が安くなります。  様々な業界・機器で量産品として採用されるスポンジは、多くの場合は成形品(あるいはそれを切ったもの)が採用されています。まれに切削を行うこともありますが、それは非常に特殊な形をしているか、一つあたりのロット数が非常に少なく形状にバリエーションがある、もしくは量産ではなく試作で少しだけ必要になるケースです。  コスト面に関しては、成形を行う際には金型を起こす必要があるため、イニシャルコストがかかってしまいます。その反面、切削であれば金型が不要なのでイニシャルコストを低減することができます(ただし一つあたりの価格は高くなります)。