樹脂切削加工では、切削油を使っているのですか?
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樹脂の切削加工は、基本的に切削油を使用せずに加工を行います。なぜなら、石油由来の材料である樹脂に、同じ石油由来の切削油をかけると化学反応などを起こして悪さをする可能性があるからです。従って、樹脂の切削においては基本的には切削油などが混入しないように管理することが求められます。
その点、弊社の工場では、樹脂のみの加工に特化しているため工場内に切削油自体が存在しません。さらに加工工程においても、ドライ加工(エアーブロー)で樹脂切削加工を行っているので、樹脂加工品はもちろん、工場内、切削機械は常に清潔に保たれています。従って、製品自体にも油がつくことはなく、脱脂の必要性もありません。
(なお、アクリルは油に対する反応が顕著なので、付着すると加工の際にクラック(ひび割れ)が発生する危険性があります)
さらに、切削油のコスト、廃油作業にかかるコストが一切かからないというメリットもあります。
当社の加工設備は樹脂の切削加工に特化しているため、基本的に切削油などの油の付着による製品劣化は発生しません。樹脂やゴムの切削加工なら、樹脂・ゴム切削加工.COMを運営する太陽ゴム工材にお任せください。