BEFORE

 樹脂やエンプラなどの切削加工では、品番まで指定すると入手性が悪くなったり、サイズが制限されたり、コストが高くなるケースがあります。  左のケースでは、PEEK材の「ケトロン1000PEEK」が指定されていますが、メーカーまで指定されてしまうと、納期・コストが制限されてしまいます。

AFTER

 今回のケースにおいて、もしPEEK材であればメーカーは問わない場合は、メーカー名を指定しない、あるいは品番を併記するようにします。こうすることで切削加工を行う企業にてPEEK材のメーカーを選択できるので、お客様の要望に応じたコスト・納期に近づけることができます。

POINT

 樹脂の切削加工品が必要な機器は、耐熱性や耐薬品性を重視してエンプラなどの樹脂の材質を選択しますが、メーカー名・品番など必要以上に指定すると、入手性が悪くなり納期やコストがかかってしまいます。従って、例えば一般名称(PEEKなど)のみを記載したり、メーカー・品番を併記しておくことで、納期・コストの問題を回避できます。